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【実施報告】第129回 丸和ソーシャルビジネス研究会 「発酵で世界を変える 〜微生物の力で作る循環型社会〜」

2026年4月17日

事務局

第129回丸和ソーシャルビジネス研究会は、株式会社ファーメンステーション 代表取締役の酒井里奈氏を講師に「 発酵で世界を変える 〜微生物の力で作る循環型社会〜」と題して3/28(土)にオンラインで開催されました(参加者20名)。

今回の講演では、食品廃棄物の増大、食料安全保障の不安定化、健康志向の高まりといった課題に対し、未利用資源を機能性素材に転換するバイオものづくりに挑む株式会社ファーメンステーションの17年に渡る取り組みが紹介されました。

独自の発酵技術を活用したプラットフォームを基盤に、食品や化粧品原料などへ展開し、宝酒造やポーラなどの大企業との商品共創でも知られていますが、バイオ燃料を諦めるなど幾度も事業の見直しと進化を遂げた道筋が示されました。

そして、「ハードシングス、転機、出会い、学び」「注目されるようになるまで、なってから」「事業性と社会性の両立」「これからの展望とチャレンジ」などについて具体的にお話しいただきました。

また、酒井氏の銀行員から東京農業大に進学し起業した経緯や、経営陣など人材との巡り合いなど、実体験ストーリーをシェアいただきました。

酒井氏は、講演全体を通してソーシャルビジネスを稼げるディープテックへと昇華させる挑戦を示され、また 「市場は作るもの。17年やればなんとかなる」との言葉は印象的でした。

質疑応答では、資金調達、知財戦略などの質問に対して、相手に応じてコミュニケーションの“言語”を変える、 知財は「原則、自社」、ライセンスと製造の二段構えなどが、回答されました。

さらに「美味しさ」の本質に迫るディープな議論へと及び、 実践論から本質論まで意見が交わされ、ELPASO会員にとって非常に興味深いものとなりました。

丸和ソーシャルビジネス研究会の講演・議論のまとめは、会員限定ページに掲載しています。



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