ソーシャルビジネス支援事業基本方針

 21世紀に入りIT技術やパンデミック等、管理不可の自己増殖的進歩拡散に加え、ヒト・モノ・金のグローバル化や経済・社会に対する政治の影響力拡大は、世界を超複雑化させてきた。その結果、人々は常に不安に囲まれ未来を描く意欲まで奪われてきたといえる。そのなかで、次々に発生する深刻な社会課題に対峙する(政府や大企業等大組織)トップの強いリーダーシップに対する過剰期待は、万能のトップの出現願望+指示待ち組織風土を生むことにも繋がり、失われた30年の一因となった面も否定できない。
 先の見えない超複雑化時代には、与えられた役割を粛々と果たすことよりも志ある個人(アントレプレナー・イントラプレナー・プロジェクトマネージャー等)が、自分の見える範囲で主体的に行動することこそが求められる。そこでは、『実践知』/『総合知』を背景にした創造力・構想力・実行力に加え、人間理解と豊かな人脈・組織脈を基本とする新しい
マネジメントスタイルが必要となる。その実践行動の先には、「個」重視の欧米/「和」重視の日本を止揚した日本独自のカルチャー構築とその発信力強化も期待される

 以上の認識から、ソーシャルビジネス支援事業は次の方針に従って推進する。
1. 社会に貢献するソーシャルビジネスを企画・構想し、インパクトある起業と経営による持続的成長と志自身の強化育成を目指す人々に対し、知的/経済的支援を行う。
2. 自分で考え、仲間を作り、実践する行動を通じ、個人-組織-社会-世界の関係の理解を深め、『実践知』/『総合知』/『人間力』を中心とした人脈・組織脈の深化を図る。
※丸和ソーシャルビジネスのコンセプトはこちら

事業概要
☆ELPASO(5つのメッセージの頭字語)会   ※ELPASO会については こちら
  ELPASO会の目的は、支援金よりも会員の人間力向上と豊かな生活の獲得
会員は下記2.の参加資格 3.の応募資格を持つ
理念への賛同と会員の紹介があれば誰でも入会可
☆丸和ソーシャルビジネス研究会
  実践知/総合知/スキル/経営哲学を学ぶ
起業と企業経営に役立つ人脈つくりと新たな事業展開機会の発見・活用の場
☆丸和ソーシャルビジネス賞(支援金授与)
  詳細は各年度の募集要項を参照