「丸和ソーシャルビジネス研究会第100回記念大会」を開催しました!

去る7/23(日)に渋谷エクセルホテル東急に於いて、丸和ソーシャルビジネス研究会第100回記念大会を開催しました(参加者80名)。

2013年5月に第1回を開催した丸和ソーシャルビジネス研究会はこの春で99回を数えました。
そこで第100回記念大会として、「共創」とソーシャルビジネスの新たな展開 ~丸和育志会50周年記念事業(2025年)に向けて~ をテーマに、自由闊達なface to faceコミュニケーションの場として本記念大会を企画しました。当日は第1部(基調講演とグループディスカッション)と第2部(会員相互の懇親会)との2部構成で実施しました。

第1部では、橋本忠夫理事長から下記2点を中心とした基調講演がありました。
① 丸和ソーシャルビジネス賞が対象とするソーシャルビジネスは、学校法人・医療法人・福祉法人・NPO法人等はもちろん、社会に役立つ事業を通じて利益計上する営利事業も含まれる(社会貢献意志とその実践行動が一切ない事業は対象外です)。
② 日本社会の再活性化には「強かな個人」と人や組織のネットワーキングのもと「共創」と日本文化のプラス面の活用がキーとなる日本社会活性化のテーマとして、①共創(人を繋ぐ/発想/構想)とソーシャルビジネスの“思い”、②AIの活用を含む自由な思考と自由な議論の実現、③社会課題をビジネスチャンスと捉える知識と知恵、について議論していただき、良い案がまとまれば2025年の50周年記念事業として採用を検討していきたい。

続いて、テーブル毎に決められたテーマについて、グループリーダー、サブリーダーと参加者によるグループディスカッションを実施し、その後、グループ毎に報告いただきました。報告では、
・DAO(分散型自律組織)は価値共創のための有望なガバナンスモデルであり幅広い分野への応用が期待される
・AIは現時点でさまざまな問題点もあるが、メンタルケアや婚活などの分野への活用なども考えられる
・少子化、年金、未病など社会課題のキーワードがあるが、解決のためにマッチング(課題と知識、課題と解決方法)や共創の場づくりが大切
などさまざまな意見もあり、短い時間ではありましたが、参加者にとって有意義な意見交換の機会となり第1部は終了しました。

第2部は、丸和育志会理事の本荘修二さま(本荘事務所代表)より、グループディスカッションの総括、続いて乾杯のご発声を頂き、懇親会がスタートしました。
懇親会では、三浦幸未知マリオさまによるテノール独唱もあり、参加者の活発な懇親・交流が進みました。
最後に、中島かおりさま(認定NPO法人ピッコラーレ代表理事)より、ご自身の活動の紹介と仲間づくりの志の重要性、そのなかでELPASO会は貴重な集まりであり今後も会員のみなさまと共創していきましょう、との中締めがあり、会場では交流の輪がまだまだ続く中、閉会となりました。

ご挨拶をいただいた皆さま、ご参加いただいた全ての皆様、本当にありがとうございました。