【実施報告】「電気ガスが止まっている」10代のオンライン相談支援の現場と民間からセーフティネットを作る挑戦(第98回丸和ソーシャルビジネス研究会)

第98回丸和ソーシャルビジネス研究会は、認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長 今井紀明氏を講師にお迎えして2/28(火)にオンラインで開催されました。(参加者16名)。

今井紀明氏は高校生だった2004年、イラクの子どもたちの医療支援のため当時紛争地域だったイラクへ渡航し、現地の武装勢力に人質として拘束された「イラク人質事件」の当事者で、解放され帰国すると日本社会から激しいバッシングを受け「自己責任」は当時の流行語となりました。
その今井氏が10代の若者の孤立解決のため、11年前にNPO法人を創業、オンライン相談・食糧支援・給付支援や就職支援活動等を実施されています。
今回は今井氏から過去のTV取材なども含めてこれらの活動のご紹介をいただきました。

終了後のディスカッションでは、子供支援に対する政治のかかわり方について、NPO活動における基盤整備の重要性やノウハウ水平展開についてなどの意見が交わされ、ELPASO会員にとって非常に興味深いものとなりました。

なお、3/11(土)T21:00- NHKBS1で「ザ・ヒューマン 生き残れ 若者たちよ ~NPO代表 今井紀明~」が放映されます。

丸和ソーシャルビジネス研究会の講演・議論のまとめは、会員限定ページに掲載しています。