沿革

 本における植物性マーガリン製造の先駆者である丸和油脂株式会社の第2代社長高橋直七が、自身の長男の大学在学中の病死を悲しんで基金を提供し、昭和 50(1975)年1月「丸和育英会」がスタートした。その後、理事長は第3代社長高橋祐直に引き継がれたが、返還義務のない給付型奨学金支給事業と青年を対象とした様々な人間教育機会の提供は、創設以来40年以上、一貫した方針となっている。

 平成 18 年国会で公益法人関連3法が成立し、それをベースに国内すべての公益法人が整理されることとなった。その中で当財団も、名称を「丸和育志会」に、また奨学金支給事業にソーシャルビジネス支援事業を加えて申請した結果、平成 24 年 8 月1日公益財団法人として移行認定され現在に至っている。

 今後も、日本社会及びグローバルな環境変化の的確な認識のもと、公益事業推進を通じて、豊かな社会の実現に努める。