ニュース
【実施報告】第12回丸和ソーシャルビジネス賞受賞者松下政経塾研修
2026年3月2日
事務局
丸和育志会ではこのたび、ソーシャルビジネス賞受賞者を対象とした1泊2日の研修を実施し、松下政経塾にて学びの機会をいただきました。本研修の目的は、受賞者同士の対話を深めることに加え、「志」を国家や社会との関係の中で再定義することにありました。
参加者からは、「これまで事業の成長や売上に意識が向きがちだったが、自らの事業が国や社会の仕組みにどのように貢献できるのかという視点を得た」「志を軸に集まった仲間との対話が、自身の覚悟を明確にした」といった声が寄せられました。また、塾生の皆さんとの率直な議論を通じて、民間と公共の接点、自治体や制度との連携の可能性についても具体的な示唆を得ることができました。
さらに印象的だったのは、塾生の規律ある日常です。早朝の体操、敷地の清掃、海岸へのウォーキング、朝会での活動報告など、日々の積み重ねを大切にする姿勢に強い刺激を受けました。積極的に海外へ赴き経験を積んでいる報告もあり、視野の広さと行動力に学ぶ点が多くありました。こうした生活の一端に触れ、塾での日常を体験できたことは大変貴重でした。
また、高市早苗氏が過ごされた塾生活の話を伺い、その一部を体験できたことも、大きな学びとなりました。理念だけでなく、日々の規律と実践を通じてリーダーが育まれる環境を実感しました。
松下幸之助氏の「水道哲学」に象徴されるように、社会にとって不可欠な存在となる事業を目指すという思想は、ソーシャルビジネスの本質とも通じるものがあります。今回の研修は、単なる合宿ではなく、受賞者がより高い視座を持つ経営者へと成長するための契機となりました。
育志会としては、この学びを一過性のものにせず、ELPASO研究会や年次総会を通じて継続的な対話と相互研鑽の場を広げてまいります。志ある挑戦者同士がつながり、社会に価値を循環させていく――その基盤を、今後も強化してまいります。
専務理事 竹内淳一