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【実施報告】第126回 丸和ソーシャルビジネス研究会 ──動画メディア「文藝春秋 PLUS」狙いと雑誌メディア変革期〜テキストから動画へ──
2025年12月12日
事務局
第126回丸和ソーシャルビジネス研究会は、創刊100年を超える月刊誌「文藝春秋」の映像メディア「文藝春秋PLUS」編集長、村井弦氏を講師に「動画メディア「文藝春秋PLUS」狙いと雑誌メディア変革期〜テキストから動画へ」と題して11/29(土)にオンラインで開催されました(参加者20名)。
メディアと読者・視聴者の革命的な変化への対応として2024年12月からYouTubeに本格的に取り組み、登録者54万人を数えるメディアに育った文藝春秋PLUSをベースに、老舗メディアの「伝統と革新」、動画メディアの「社会的責任」、「志と富バランス」をどう実現するか、シニア世代と動画メディア、「当事者主義」と社会課題可視化、起業家・経営者の動画活用、などの論点についてお話しいただきました。
そして、1本動画で“新書1冊分満足感”、知的な層に深く試聴してもらえる動画、など文藝春秋PLUSが心がけていることなどを具体的に紹介いただきました。
質疑応答では、読者が自ら取りに行く文藝春秋と双方向のYouTubeの位置付け、メディアが視聴者に選んでもらうコツ・登録ユーザーを獲得する戦略などに関する問いがあり、また、子どもへの影響を含め、メディアと受け手のあり方について、ショート動画やAIの問題など意見が交わされ、ELPASO会員にとって非常に興味深いものとなりました。

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