【実施報告】「新たな医療危機を超えて」(第86回丸和ソーシャルビジネス研究会)

第86回丸和ソーシャルビジネス研究会は11/27(土)にオンラインで開催されました。
今回は、真野俊樹氏(中大ビジネススクール教授・名大未来社会創造機構客員教授・多摩大大学院特任教授)を講師にお迎えしました。(参加者16名)

真野さんは、医学部卒⇒医師免許に加えMBAや経済学博士号も取得されましたので、先ずこれまで歩んでこられた道を紹介いただきました。
現在の日本の医療システムに対する疑問が、その後の医療経営研究・実践への多彩な取組みの原点で、その背景には全人教育方針の高校や医学部卒医局員としての地域医療現場での活動経験がありました。

そして、コロナ禍を機に国民に広く意識され始めた日本の本質的医療危機をどう捉え、どう改善の道を探るのか、実経験と医療経済学双方の立場からの講演は非常に興味あるものとなりました。
講演後、ソーシャルビジネスの一つの柱であるヘルスケアビジネスに関心の強いELPASO会員との熱心なディスカッションが続きました。

なお終了後、出席した会員の1人から立ち上げ予定の具体的特定プロジェクトについての相談があり、丸和育志会としてもサポートしてゆくこととなりました。

丸和ソーシャルビジネス研究会の講演・議論のまとめは、会員限定ページに掲載していますので、ご確認ください。
https://maruwa-ikushi.org/elpaso/membersonly/