【お知らせ】Slack研究会(2回め:総合化する知恵)開始

2020.5.23.に開催された第73回ソーシャルビジネス研究会は、元鎌倉建長寺総長の高井正俊氏から鎌倉在住の諸宗派が協力して、東日本大震災被災者合同慰霊式典実現に至る経緯を詳しく伺いました。

講演及び議論内容を箇条書にしたものは、参加者に既に送信していますが、もう少し議論を深めようと手を挙げた参加者10名ほどで、Slack研究会(2回め:総合化する知恵)を結成します。

バブル崩壊後30年間の日本社会では、高井さんのような発想・行動をする人は、実に稀な存在です。

広く浸透している価値観は“空気を読み、分をわきまえ、出過ぎた真似をしない=責任を問われることがないよう細心の注意を払いながら、無難に偉くなりたい”と言えるのではないでしょうか。

高井さん達の行動の背景には、鎌倉という地域に対するロイヤルティがあると思われます。

今回の議論のための仮説は「総合化の発想と行動には、コミュニティ・組織・グループ等に対する所属意識が必要、バブル期以降の“金だけ、今だけ、自分だけ”では、総合化する知恵や知恵を出す人は到底出てこない」とし、その仮説が正しければ、当然、具体的行動計画も出てくることを期待したいと思います。