第109回丸和ソーシャルビジネス研究会は、3/23(土)に2023年度ELPASO会年次総会(2023.11.18開催)にて動画で特別講演いただいた、一般社団法人公益資本主義実践協会代表理事 原丈人氏の講演について、総会当日は時間の関係で一部カットしたものも含めて全編視聴していただき、その後、中央大学教授 瀧澤弘和氏にファシリテーターをお願いし、オンラインでのディスカッションを実施しました(参加者19名)。
講演で原丈二氏は、90年代後半から広がり、日本では失われた30年の原因ともなった株主資本主義に対して、公益資本主義の実践、①社中(株主、社員、顧客、仕入先、地域社会、地球)分配、②中長期持続性、③イノベーション起業家精神が重要であると主張されており、それにより給与所得を増やし豊かな中間層をつくることの重要性などについておはなしいただきました。
ディスカッションでは、日本的経営の良さの再認識についてや、賃金だけでない定量化できない精神的な豊かさについても考えるべきなど、沢山の意見が交わされ、ELPASO会員にとって非常に興味深いものとなりました。
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